中国で買ってきてもらった山茱萸で夫に煎じ薬を作りました。今日は煎じ薬と夫の現在の状況について書きますね!
この記事では私がどのように中薬をエンジョイしているのかを思うがまま書いています☆
ときたま妻である私の嘆きやボヤキも入っております。
中薬大好きオタクの方に読んで頂けると嬉しいです♪ぜひお楽しみ下さい☆
もくじ
山茱萸(さんしゅゆ)の煎じ薬を作ってみた
もう長いこと上咽頭炎を患っている夫。
夫の在宅勤務で1日中いっしょに自宅で過ごしていると本当に辛そうなんですよ。
夫がビデオ会議している時もマウスをカチカチしている時も、ずーっと鼻をかんだりグズグズさせたり痰を出したり(出してもスッキリはしない)。
しょっちゅう耳鼻科に行ったり風呂上りに鼻洗浄したりしてるのは知ってはいたけど、こんなに辛そうにしているとは知りませんでした。
ていうか、いっしょにいる私も、そばでグズグズされると気が散ってしょうがない。
というわけで山茱萸(さんしゅゆ)で煎じ薬を作りました。
けっして山茱萸が上咽頭炎に効くわけではありません。ただ、自宅に今ある中薬(生薬と同意)の中で、夫に合いそうなのが山茱萸でした。
夫は私から見るに、五臓全体が弱っていると思います。もう、どこから手をつけていいのかわからないくらいに弱っている。
(見た目は健康そうに見えますが…)
なので、陰陽平補の要薬と言われる山茱萸で煎じ薬を作ったわけです。
さらに、心と脾に良いとされる中薬を1種類加えて煎じ薬を作りましたよ!
これで少しは夫の体のバランスが取れるといいな。この煎じ薬で夫の鼻炎や上咽頭の炎症が無くなるわけではありませんが、次に使う中薬の準備として使いましたよ!
どんなに良いお薬も体が吸収してくれなかったら意味がないですからね。
夫(40代男性サラリーマン)の疲労困憊について
夫の今の状態は以下の通りなんです。
- 仕事が多忙で趣味はしていない
- 毎晩お酒を飲む
- 高血圧
- 運動しない
- とにかく頭の中は仕事のプレッシャー
- 脂っこい食べ物が大好き
- ファストフードも大好き
- さしみを週に何度も食べる
- 入浴しない
- 多汗
こちらもまた、どこから手をつけていいのかわからない不健康な生活だなーと思います。
とにかく仕事が忙しすぎるし疲れは土日の2日では解消できません。
趣味や息抜きをしたくても時間も体力も足りません。
だから「手っ取り早い」という意味できっとお酒を飲みすぎちゃうんだろうと思う。
お酒を飲んでいるときは一瞬は楽しい気分になります。そして揚げ物やさしみもさぞかしおいしいことでしょう。(←脾が弱る)
でも体は休まらないですよね。だから疲れが取れず、そしてその体を引きずって会社へ…。
もう、こんな悪循環が何年も続いてます。
上咽頭炎の場所って自律神経のそばにあるって言うし、お互いが影響し合ってるんでしょうね。
夫の食生活と弁証と鼻炎
先ほども少し書きましたが夫の好きな食べ物は改めて書くと次の通りです。
- 天ぷら
- フライドチキン
- さしみ
- お寿司
- ファストフード
- タコス
- キムチ
- ステーキ
- スナック菓子
- 納豆
- 飲むヨーグルト
これでもか!って言うぐらいに脂と生ものなど。そして味の濃いものやお肉。
それでいてセロリやサニーレタスなどの葉物野菜はほとんど食べません。セロリなんて口にもしないどころか、私がそばで食べていると「セロリは臭い」と言います。
もうね、こんな食生活を続けていたら鼻炎になるのも理解できます。声を大にして言いたい。鼻炎になるの当たり前!
なぜ夫の食生活が鼻炎につながるのかというと、夫の体には「湿」が溜まりまくっているんですよ。で、脾もちゃんと動いてないし腎も大事にしていない。
それがね、鼻水や痰になってどんどん出てくるんです。五臓全体が弱っているから体の排水が間に合ってない。
しかも、体にいいと言われている納豆やヨーグルトも夫の体にはNG。止めた方がいいと思うよ、本当に、はい。
もちろん、家族の健康を良くしたい薬膳アドバイザーの私ですので伝えますよ。
「こんな食生活してたら耳鼻科の薬を飲んでも治らないよ」と。
夫と妻の仲ですので言いすぎるのも良くありません。私から夫に伝えるのはこれだけ、1回のみです。
「こんな食生活してたら耳鼻科の薬を飲んでも治らないよ」
本当にこれだけ。きっと夫も「ガミガミ言われるぐらいならコレ(煎じ薬)を飲んだ方がまし」と思っているのでしょう。
最初は「苦い」「まずい」と静かな抵抗をしていた夫。最近は無言で飲み干してくれます。
飲み始めて1週間弱ぐらいですが、今のところ鼻炎や上咽頭炎の変化は見られないそうです。他にどこか体調が変わってないか聞きたいのですが、恐らく聞いてもわからないでしょう。
体の調子と言うのは日頃から気を配っていないと体は教えてくれないんです。
そして、日頃から気を配るには「ある程度の余裕」が必要なんです。時間や心の余裕、そして何よりも自分を大事に思う感覚。
日本のサラリーマン、本当に働きすぎですよ。もっと自分を大事にして欲しい。
個人の力だけではこれは変えられない。社会を変えなきゃですよね。
山茱萸(さんしゅゆ)で煎じ薬を上咽頭炎の夫専用に作ってみた
ボヤキも入れつつ、山茱萸で煎じ薬を作ってみた!について書いてみました。今回は山茱萸(さんしゅゆ)ともう1種類で煎じ薬を作りました!という記事でした。
いかがでしたか?
山茱萸は上咽頭炎や鼻炎の中薬ではありませんが、陰陽平補が今の夫には必要だと思い、ありがたく地球の恵みを使わせて頂きました。
いつかはオンラインで中薬オタクの方といつか一緒にお話したい!と思っています。すごく楽しそう♪
最後まで読んでくださってありがとうございました。
今日もあなたから養生してくださいね♡
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