薬膳的にいいとされてる黒きくらげ。なじみがなくて「どうやって食べたら良いかわからないなー」という方も多いと思います。
実際に私も薬膳を学び始めるまで黒きくらげを買った事も調理した事もなく、たぶん存在すら知りませんでした。
ただ、黒きくらげはとても体にいいんです。
そんな黒きくらげをこれを読んでいるあなたにも食べて欲しい!というころで、今日は黒きくらげを難なくサクッと食べられる方法をお伝えいたします。
もくじ
黒きくらげを毎日食べるにはどうすればいいのか?
体にいい黒きくらげ。
中華料理や薬膳スープには入っているのはよく見るけど、
「あれはおうちでも簡単に食べられるの?」という方のためにお伝えいたします。
ズバリ!
黒きくらげをなんにでも入れる!
我が家では乾燥したスライス上の物をよく使います。(生のそのままの形のものは子供が敬遠するため)
それをなんにでも入れます。
- お味噌汁
- 炒め物
- カレー
黒きくらげは主張するような風味が無いので割と何にでも合います。ゴーヤーチャンプルーなどの炒め物はもちろん、筑前煮やカレーにも入れます。
酢の物や和え物にも合いますよ♡
黒きくらげのおいしい戻し方
さて、乾燥した黒きくらげ、かなり固いです。
煮物に入れる場合は乾燥したまま入れちゃいます。(←すごい手抜き)
炒め物や和え物に入れる時のおいしい戻し方について書きますね!これは以前テレビで見て本当においしくできたので今も続けている方法です。
黒きくらげのおいしい戻し方
- 熱湯を沸かす
- 炭酸水を用意する
- 熱湯を炭酸水を5:5で混ぜる
- 乾燥した黒きくらげを入れる
- 10分待つ
- 完成☆
炭酸水のおかげで、お湯だけよりもプリプリした歯ごたえのある黒きくらげになりますので、ぜひお試しください☆
中国産の黒きくらげが心からおいしかった話
こちらのお写真に載せているスライスじゃない方のきくらげ。
こちらは中国出身の友人から頂いた黒きくらげ。
中国の北の方(地図で教えてくれたけど発音も読み方もわからない…)ご出身の友人なのですが、今も中国に住んでいらっしゃるお母様が、沖縄に住んでいる友人に送ってくれたものです。
私にも袋いっぱい分けて下さったんですが、これが本当に美味しくて驚きました!
「乾燥したきくらげがこんなに美味しいんだ!」っていう感動です。
これまで無味無臭だと思っていた黒きくらげがこんなに美味しく感じるなんて本当に不思議でした。
食感と香りでしょうか。本当に美味しく感じました。炭酸水とお湯で戻した後に醤油で軽く炒めただけだったのに体が躍るおいしさです。
友人に会った時に
「今まで食べた黒きくらげの中で一番美味しかった!」
って伝えると、片言の日本語で「私もそう思う!」ってすごい笑顔で言ってくれて、私もすごく嬉しい気持ちになったのを覚えています。
こういうの、すごく幸せなひと時ですよね。あの笑顔、忘れたくないなーって思います。
黒きくらげを食べて欲しい理由
黒きくらげって食物繊維やカリウムが豊富で体にいいのですが、こちらでは薬膳でも黒きくらげはおススメですよと言うのを書かせて頂きます。
黒きくらげの効能
- 補気(ほき)
- 養血(ようけつ)
- 潤肺(じゅんぱい)
黒きくらげには主に、補気、養血、潤肺という作用があります。
【補気】
気を補い疲れにくいカラダにしてくれます。疲労感や倦怠感を軽くしてくれるという作用も。
【養血】
養血作用は、血(けつ)を補ってくれます。気血水(きけつすい)で言う血を補ってくれます。産後の女性、顔色が白っぽくて血色が足りない方にオススメです。
【潤肺】
潤肺は読んで字のごとく、肺を潤します。咳を和らげたり体の抵抗力を強くしてくれます。
カリウムと食物繊維が多いので、腎不全の方や胃の調子が悪い方、下痢をしている方は気をつけて下さいね
肺を潤すと抵抗力がアップ?はシンプルに考えて
「肺を潤すことが、どうして抵抗力アップにつながるのか?」という疑問が湧き上がると思うのですが。
陰陽五行説の
- 陰と陽
- 気血水
- 肝心脾肺腎
これらの働きがわかるようになると、「確かに肺を潤すと抵抗力があがるよね」というのがわかってきます。
その説明はホワイトボードなしで言葉だけで説明するのが難しいーーー!
という事で今日は「シンプルと簡単は違う」について書きますね。
シンプルと簡単は似て非なるもの
私が20代の頃、何かの雑誌のインタビュー記事で女性の俳優さんかどなたかがお答えになっていたこと。
「シンプルと簡単は違いますよね」
太陽は東から昇るのはシンプルで当たり前で誰も間違わない。でも太陽が東から昇るのは決して簡単じゃない。
ということです。
いかがでしょうか?
若かった私はこの「シンプルと簡単は違いますよね」に感動し衝撃を受け、目の前が明るく開かれた感じがしたものです。
中医学や薬膳も同じで、
- 陰と陽
- 気血水
- 肝心脾肺腎
のしくみを理解することはとーっても時間がかかります。複雑です。
だけど、実際に日常で行うことはとてもシンプル。
季節や体調や体質に合うものを食べる。
たったこれだけなんです。シンプルなんです。複雑な工程はいりません。
キュウリがその時の季節やあなたに合っていれば、キュウリをボリボリ食べたっていいのです。
ステキだと思いませんか?!
私はここに最大の魅力を感じているんです。
黒きくらげをどうやって毎日食べるか?
今日は体にいい黒きくらげを毎日食べる方法について書きました。
要するに、スライスされたものを細かく切ったりして
- お味噌汁
- 炒め物
- カレー
にいれて食べる!これでOK!
ぜひお召し上がりください。
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