こんにちは。神谷紅李です。
今日は、ちょっとだけ「悲しみ」という感情と向き合うお話をします。なぜかというと、実は感情が体の健康にも深くつながっているから。
忙しい毎日の中で、自分の気持ちをゆっくり味わう時間って、なかなか取れないよね。
でも実は、その「悲しみ」を大事にすることが、心地よさにもつながっていきます。
このブログを読むと
- 具体的なセルフケア方法
- 悲しみとの向き合い方
- 向き合うための薬膳食材
がわかります☆しっかり落とし込んで養生してくださいね。
もくじ
「悲しみ」は肺と大腸に影響する?中医学の知恵から
中医学では、感情と臓器には深いつながりがあると考えられています。
たとえば、「怒り」は肝、「思い悩む」は脾(胃)といった具合に、それぞれの感情が特定の臓器に影響すると言われているんですね。
その中で「悲しみ」は肺と大腸に関係しているとされています。
え?なんで大腸まで?と思うかもしれませんが、肺と大腸って、実は陰陽ペアの関係にあるんです。どちらかが弱ると、もう一方にも影響が出やすい。表と裏のような関係ですね。
だから、「悲しみ」をうまく流せずに抱え込んでしまうと…
- 咳が止まらない
- 過敏性腸症候群(便秘や下痢をくり返す)
- 肌の乾燥が気になる
こんなふうに、心の状態が体の症状として現れてくることもあります。
「悲しい」って、ちゃんと味わってる?
ところで、最近「悲しいなぁ」って感じたこと、ありますか?
もしかしたら、「そんなこと考えてる暇ないよ〜」って日々に追われているかもしれません。
特にママって、家のこと、子どものこと、パートのこと…。人のことは気にかけても、自分のことは後回しになりがち。お母さんて熱っぽくても体温計で熱、測らないでしょ?(←昔の私)
でもね、感情って、味わわないと終わらないんです。
ふわっと湧いてきた「悲しい」気持ちに気づかずに無視していると、それはどこかに消えるのではなくて、体の中に残ってしまう。
そして症状をくり返す・・・。
一時的に体の不調が良くなっても、またぶり返すのは、その「悲しみ」がちゃんと出口を見つけてないからかも知れません。
肺が弱ると悲しくなる?感情と体のつながり
「悲しみを感じやすいから肺が弱る」という見方だけじゃなくて、実はその逆もあるんです。
肺が弱っているから、悲しみを感じやすくなる。
心の状態が体に影響するだけじゃなくて、体の状態が心にも影響してるんだよね。
だから、「なんだか最近涙もろいなぁ」と感じるときは、体のサインかもしれないって思ってみて。
20代の頃の私はずーっと変な咳をしていて病院に行っても何しても治らなかった。それは「悲しい」っていう気持ちにフタをしていたからなんですよね。
あなたには今よりもっと楽になってほしいんです。
だから、ご自分を責めるのではなく、「今の私、ちょっと疲れてるのかも」って、そっと受け止めてあげてください。
今日からできるセルフケア 〜深呼吸と食べ物〜
「悲しみを味わう」といっても、どうすればいいの?と思ったあなたへ。
ここからは、心と体を同時に整えるやさしいセルフケアを紹介しますね。
① ゆったり深呼吸
おすすめは、呼吸に少し意識を向けること。
とくに肺と関係が深いのが「呼吸」だから、毎日の中で取り入れてほしいのがこちら。
「深呼吸がセルフケアにはすごくいい」って聞いたことあると思うのですが、実際に継続してやったことはありますか?
「簡単すぎてできない」ってなってませんか?
それはすぐそばに海があるのに海にはいかない沖縄県民と同じ(←私)
深呼吸、肺に本当にいいのでやってください。せめて1日3回、3日間だけでも!
4秒吸って → 4秒止めて → 8秒吐く
たったこれだけ。
息をゆっくり吐くことで、体も心もふっとゆるんでくるのが分かると思います。寝る前や、家事の合間、ひと息つきたい時にぜひやってみてね。
② 肺をうるおす食べものを
次は薬膳のお話。身近な食材でできます!
体の内側からケアするなら、肺をうるおす食べ物を意識的に取り入れてみましょう。
- 白きくらげ:肺をうるおしてくれる代表選手。スープに入れるのがおすすめ。
- いちじく:便通も整えてくれるし、ほんのり甘さが心にもやさしい。
- アスパラガス:肺の乾燥を防ぎ、余分な熱を冷ます働きも◎
どの食材もスーパーで買えます!
白きくらげは乾物コーナーに置いてある。
いちじくはドライフルーツになっているものがあります。お砂糖を加えられていないものを1日1粒ずつ食べてみましょう♪
いつもの食事にちょっとプラスするだけで、悲しみと向き合おうとするあなたを、体の内側から食材が応援してくれます!!!
心と体はつながってる…じゃなくて、もはや「ひとつ」
よく「心と体はつながってる」って言うけれど、
私の感覚では、もうそれって「ひとつ」なんじゃないかなって思ってます。
心がぎゅっと縮こまっているときって、呼吸も浅くなっていることが多いし、お腹の調子も崩れやすい。
逆に、体がゆるんでくると、心も少しずつほぐれていく。
どっちかだけを整えるんじゃなくて、両方に目を向けてあげることが、自分を大切にするってことなんだと思います。
さいごに:がんばり屋さんのあなたへ
もしも今、「悲しい」と感じる出来事があったなら、どうかその気持ちを無理に押し込めずに、そっと抱きしめてあげてください。
悲しみを感じるのは、弱さじゃなくて、あなたがちゃんと感じる心を持ってるってこと。
ママでも、妻でも、パートでもない「あなた自身」を大事にする時間を、少しだけでも作ってみてね。
心と体、どちらもあなたの味方です。今日も読んでくれてありがとう♡
そして養生してくださいね。
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