小林製薬「アルピタン」のテレビCMを観て、ふと「二日酔いの薬って何が入ってるんだろう」という探求心を抑えられず調べてみました。しかも調べたらいろんな種類がありました。今回は3種類、比較しました。
もくじ
市販薬の漢方成分、ほとんど同じだけどツムラだけ違う
結果、「クラシエの五苓散」と「小林製薬のアルピタン」は、使われている漢方成分は全く同じでした。「ツムラの五苓散」は前者2つに入っているビャクジュツは入っておらず、代わりにソウジュツが含まれていることがわかりました。
左端に並んでいるタクシャなどは、すべて生薬の名前です。
クラシエ | 小林製薬 | ツムラ | |
市販名 | 五苓散 | アルピタン | 五苓散 |
タクシャ | 2.5g | 5.0g | 3.3g |
チョレイ | 1.5g | 3.0g | 1.98g |
ブクリョウ | 1.5g | 3.0g | 1.98g |
ビャクジュツ | 1.5g | 3.0g | 0.0g |
ケイヒ | 1.0g | 2.0g | 1.32g |
ソウジュツ | 0.0g | 0.0g | 1.98g |
※一日当たりの服用量の数値です
どの生薬も、カラダの水分をカラダの外に出す働きがあったり、消化器全般の働きを良くする効能が期待されるものばかりです。
クラシエの五苓散とアルピタンに含まれているビャクジュツはカラダを消化器全般の働きを良くする働きに特化した生薬です。
一方、ツムラの五苓散にだけ入っているソウジュツは、胃のつかえ、カラダが重だるい、軟便~下痢気味に効くようです。悪寒、嘔吐にも適応します。
一番つらい症状が胃もたれ、吐き気などの時はクラシエの五苓散かアルピタン。一番つらい症状が重だるい、悪寒、下痢などであれば、ツムラの五苓散がいいですね。
二日酔いの市販漢方薬の値段比べ。どれがお得?
成分がほとんど同じとなれば、最後は値段を比較して購入を決めることになりますので、以下、お値段比較です。
クラシエの五苓散 | 小林製薬のアルピタン | ツムラの五苓散 | |
お値段 | 1,400円/12包 | 1,800円/12包 | 1,800円/10包 |
一日当たりのお値段 | 350円 | 450円 | 360円 |
アルピタンはお値段高めですが、1包当たりの量そのものがずば抜けて多いので納得です。クラシエの五苓散はほとんどの成分量がアルピタンの半分でこの値段なので、高い印象を受けます。それではどうやって選べばいいのか、次に考えていきましょう。
一日当たりの服用回数や飲み方など
1日何回飲むの?
- クラシエの五苓散➡1日3回 服用
- アルピタン ➡1日3回 服用
- ツムラの五苓散 ➡1日2回 服用
どこかに勤務している、時間が不規則、外回りをしている、と言う方は1日2回のツムラの五苓散の方が断然便利ですね。1日3回、お薬を服用する、と言うのはなかなか難しいことです。
もし私ならツムラの五苓散を買います
あくまでも(体調を加味せず忘年会のために買い置きをするとしたら)、「わたしなら・・・」、ツムラの五苓散を買います。飲み会が始まる前に1回分服用し、翌日二日酔いが重ければ1度に2回分飲む、という使い方ができそうです。お値段も優しいです。
飲み会の時にぜひみなさんで召し上がって頂きたいメニューをご紹介☆
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