「薬膳て何?」
「朝鮮人参とか葛根湯とか?」
という、この上ない素朴な疑問にお答えしますが・・・
まず初めにお伝えしたいのは、
薬膳に興味を持ってくださってありがとうございます!
という事です。お仲間が増えるようでとても嬉しいです。
奥が深く学べば学ぶほど迷ってしまう(笑)薬膳の世界にようこそ。熱くなりすぎないようにできるだけ簡潔にお伝えできるよう努めますので、もし私のつたない文章でよろしければお付き合いください。
読み終わる3分後には薬膳の事が好きになっていますよ♡
もくじ
薬膳て何?まず初めに誤解を解きましょう
高麗人参を食べる事ではありません
他に
- 松の実
- クコの実
- スッポン
- サムゲタン
- 不思議な葉っぱがたくさん入ったスープ
などなどを食べれば薬膳になる、というわけではありません。
それぞれの食材に効能はありますが、ただそれを食べれば薬膳料理、という事ではけっしてありません。
薬膳はその時に合わせて選んで食べる事
「その時」、というのは
- 季節
- 天候
- 体質
- 症状
などのこと。そして忘れてはいけないのは、
美味しく楽しく食べて明日への活力をチャージすること!
カラダにいいからと言って、食べたくないものを食べるのは、薬膳とはいいません。これだけは本当に覚えておいてくださいね。
なので、巷にあふれる「薬膳カレー」は薬膳ではないと思う今日この頃・・・。
薬膳の基本の考え方は中医学にある
ただ「薬膳カレー」を食べればいいわけではないので、
自分がどんな体質なのか
今の季節に合う食材は何なのか?
などを考えなければなりません。
それを考えることが中医学なんですよ。薬膳を学ぶという事は、中医学を学ぶ事と同じなんです。
え、中医学って突然言われてもわからない!
って思いますよね。
中医学は、
①カラダの中を5つの機能に分けてー
②さらに「陰」と「陽」に分けてー
③「気」「血」「水」を見ます。
例えば、
春になってなんかイライラするし、目も疲れてる
という症状の時はー
①春には「肝(かん)」が弱ります。「肝」が弱ると目の疲れが症状として出ます。もしくはスマホばっかり見てるから「肝」が弱る。なのでイライラが症状として出てきます
↓
②「肝」の「陰(いん)」や「血(けつ)」が不足気味になってますよ
↓
③よし、それなら「肝」の「血」を補いましょう
↓
④その為の食べ物って何がある?
↓
⑤黒豆がいいかもー!
となります。
五臓の働きや症状を見て気血水を考え、他の症状が無いか考えて、季節なども考慮して、今のあなたに合う食材を導き出していくんです。
一度理解できると、「もっと知りたい!」となってめちゃくちゃ楽しいですよ~♪
東洋医学と中医学って何が違う?
さて、東洋医学ってお聞きになったこと、ありますか?
ざっくばらんに言うと、東洋医学は西洋医学以外のもの全て、と思っていただいて構わないと思います。
こちらは東洋医学です。↓
- 中医学(中国)
- 漢方医学(日本)
- 韓医学(韓国)
- アーユルヴェーダ(インド)
- ユナニ医学(ギリシャ)
この中の1つである中国医学が中医学なんですよ。英語ではTCM(伝統中国医学の略)と呼ばれています。
鍼(はり)、お灸、ツボ押し、気功なども基本は中医学なんですよ。
中医学の他に気学、風水、動物占い、四柱推命も同じ「陰陽五行説」がもとになっていますよ。(あっ、話がまたそれてしまいそう・・・)
中国の歴史と同じくらい長いので、2~3000年の歴史があります。そして、長いので流派もあり解釈も異なります。
中医学は哲学、と私の先生はよくおっしゃいます。私も最近はその考え方でお勉強を始めた方が理解しやすいんじゃないかなと思います。
まとめ
というわけで、「薬膳」のさわり程度の説明になりましたがいかがでしたか?少しでも
なんだかよくわかんないけど楽しそう♪
と思って頂けたら嬉しいです。近々、薬膳の勉強方法についての記事を書く予定ですのでどうぞよろしくお願いいたします。
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