もくじ
沖縄の山羊汁を食べる文化は暑さ対策だった!
立秋を迎えたとは言えまだまだ暑い夏の日、山羊汁を頂きました。
ビール片手にオクラとひじきの煮物といっしょにお夕飯です。
おいしかった~♡
まさにヌチグスイです!(沖縄の方言で、『命の薬』という意味)
ビールで冷えたお腹に、染みわたるように入っていきます。最高に幸せです。
そして、この山羊汁、夏の暑~い時期には最高の食べ物だと判明!!!
沖縄では、山羊汁で熱をもってカラダの熱を制す
薬膳的に山羊汁は
- カラダを温める
- エネルギーを補う
- 栄養を補う
- 消化器あたりを元気にする
という効能があります。
「カラダを温める」というと一見、冬の食べ物なのでは?と思うのですが「熱を持って熱を制す」の意もあるようです。
何より消化器を特にケアしてくれるので、暑さが続く夏にはもってこいなんですね~。
しかも、
秋を迎えるためのカラダの準備もできます。
夏のカラダの中の【暑さ】は、秋になると【セキ】や【発熱】の原因にもなります。
それを今のうちにケアしてくれるんですよ。
なので、山羊汁、食べましょう♪
ヤギ汁なんて手に入らないわよ~と言う方は、豚肉にも同じ効能がありますよ。
山羊肉のあらゆる部位が入っていました
山羊汁の中身を取り出してじっくり見てみました。
上から
- ニュルニュルした小腸あたり
- パサパサ感のあるレバー
- プルンプルンの皮
すごいですね~。
1つのメニューでこんなにいろんな部位のお肉が入っているお料理ってありますか?!
沖縄の食文化、ぜったい世界に誇れます!
ご先祖様を尊敬せずにはいられない心境になります。
山羊のお肉は食物性味表には掲載ないので
今度は山羊汁の薬膳的な効能が気になりいつもの食物性味表で調べたところ、この本には載っていませんで、
きっと豚肉か猪のお肉と同じだろうなと思いつつ、ググること数分。
私が好きなブログの過去記事に載っておりました。
こんなとき、「書いて下さって本当にありがとう」と感謝の気持ちでいっぱいになります。
こちらの先生、最近、新しい本も出されてますよ☆
中医学医師、藤田康介さまのブログ。上海の夏と山羊汁とちょっとだけ沖縄の話>>
教科書には載っていない中医学情報がたくさんあって、とても勉強になります。
近々、御著書も拝読したいです。
沖縄の山羊汁はどこで食べられる?
今回は外食ではなく、とあるお店でお義父さんがお持ち帰りをしたもの。
持ち帰った山羊汁を私の旦那さんに持たせてくださり、私の家で頂いた(食べた)のです。
お持ち帰りしたお店を旦那さんに聞いてみたのですが、よくわからないようで。
たぶんこちらです。
離島に出張に行く時に「ハワイに行ってくるさ~」というユーモアたっぷりのお義父さんがおっしゃるには、
「中城の屋宜(やぎ・地名)よ、やぎ!」とのことなので、たぶんここだろうと思われます。
本当にお店の所在地が屋宜なのか、山羊汁にかけてやぎと言っているのかはわからない(笑)
一応、屋宜の近くのお店ではあります。
農業生産法人(株)ピンザブラン中城牧場>>
持ち帰りできるかはホームページ上には見つけられませんでしたので気になる方はお電話してみてくださいね。
本土に発送とかあるといいですね~♪(※あるかはわかりません)
沖縄の山羊汁(ヤギ汁)は薬膳的に酷暑に最適!秋に向けてのケアにもなります☆
いかがでしたか?
夏の終わりに山羊を頂くと、秋を迎えるためのケアにもなります。
カラダがほてっていたり、食欲が無い時、力が湧かない時、山羊汁を召し上がってはいかがでしょうか?
まだ私が小さい頃、近所の民家で山羊をつぶしていたのを思い出した夏でした~☆
山羊のケモノのニオイが、辺り一帯に充満するのです。懐かしいです~♡
※生きた鶏や山羊を食べられるようにすることを沖縄ではつぶすって言ったりします。
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