でも根菜・葉野菜・お肉・魚・食物繊維に乳製品・豆・・・。確かに大変ですね。
薬膳では何を「どれだけ」食べたらいい、とか決まってるんですか?
なんていい質問なんでしょう!
答えを先に言いますが、「どれだけ」食べたら良いかは決まってないんですよー。大事なのはバランスです、バランス。
サクッと説明させて頂きます♪
もくじ
薬膳では食べる量に決まりは無い
薬膳では、
「何を食べたら良いのか」はすごーく大事にしていますが、
「食べる量」は決まっていないんです。
私もこの事実を知った時は衝撃でしたよ。
ではどうして決まっていないのでしょうか?
薬膳では数値を使わない
なので、数値やデータで表すことはしないんですよ。なので、
- 山芋を〇〇g食べましょう
- 牛乳を○○㎖飲みましょう
- マグネシウムを○○g摂りましょう
と言うようなアドバイスはしないんです。
中医薬膳は実際に目の前にいる患者さんを何時間も何日もかけて診ていきます。漢方薬局での処方と同じですね。
西洋医療を行っている現在の病院は、風邪を引いたから「咳止め」とか出すじゃないですか。それもすごく大事なんですけど(私も病院行きますし)、根本的に理論の立て方が違うんですね。
薬膳では個人の体内のバランスを重要視する
例えば、
- 柔らかい便が続いてる
- 肌が乾燥してかゆい
- 舌が白い
- 脈が弱い
など、カラダ全体をチェックして、いくつかの食材を試しながら1番ツライ症状(ここでは「かゆい」)が治っているか確認する。
それと並行して、
- 本人の住宅環境や季節は?
- そもそもの体質は?
- 別の症状に変化の有無は?
- 便は通常に戻ってる?
- 顔色は?
- 脈は?
をチェックしてさらに別の食材を足したり引いたりする。
一番ツラい症状が「かゆみ」であっても、原因は人や環境によってさまざま、と考えます。
この5つの臓器を基に、どこのバランスが崩れて「かゆみ」が出ているのか、考えていきます。
薬膳の元になる中医学は、こういう「臨床の積み重ね」を何億人もの人々に行い、何千年も繰り返してきて、あの大国を作り上げてきました。
中医学、偉大過ぎます。
とにかく、「量」は決まってないという事を覚えておいてくださいね。
薬膳では「量」より「バランス」重視
バランスを考える時は、主に3つの柱で考えます。
- 「五臓」のバランス
- 「気」「血」「水」
- 「陰」と「陽」
>>>詳しくは薬膳の勉強方法のポイント3つ、教えます!
- どの臓器が影響しあって弱っているのか?
- どの臓器の「陰」「陽」のが崩れてるか?
- どんな症状が出ているのか?
などからを考えていきます。
バランスの崩れ方を見て、どんな食べ物を多めにとるかを結論付けるんですよ。
奥が深くて沼です、沼。
理論の立て方や活用の仕方、それぞれいろんな方法がありますが、せっかく21世紀に存在する私たち。
健康になりたいのはみんな同じだと思いますので、中医薬膳と西洋医学のいい所を取り入れながら長生きしたいですね。
まとめ:薬膳では食べる量は決まっていない
摂る食材のバランスが大事
何を食べればいいのかちょっと気になりだした方は以下のリンクをどうぞ♡
糖質制限ダイエットが合わない!フラフラ&ガサガサに良い食材はこれ!
うっかりミスが多くて迷惑をかけてばかり。の時も薬膳ミラクルにお任せ
カラダの中のバランスも重要
そして、自分のカラダを日頃から観察することもおススメします。
カラダの観察って何を観察したらいいの?と疑問を感じた方はこちらもご参考ください。
体調の記録のやり方は?血圧と体重以外には?「人はなぜ治るのか」より②
少量でいいのでいろんな物をバランスよく食べましょうね
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